ヤマハ RZ250Rのエンジンです。
ジェネレーターの特徴から、最終型(3HM)のエンジンと思われます。
自分のバイクのスペア用に実動エンジンを購入して保管していたらしいですが、10年以上そのままにしていたらキックが下りなくなってしまったとの事です。
当店で買取り後、シリンダー内やクランクケース内に潤滑剤や混合ガソリンを注入し、しばらく経つとクランクはスムーズに回るようになりました。
おそらく長期の保管の間にカーボンが固まって、接着剤のようにピストンとシリンダーを貼り付かせてしまったのでは無いかと推測します。
排気ポートから確認する限り、ピストンやシリンダーに焼き付きの痕は見当たりません。
1番のピストンには大量のカーボンの付着が見られますので、これが固着の原因だと思います。
YPVSバルブはスムーズに動きます。
外観は画像でご確認ください。
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